ハリウッドスターにグラミー賞歌手、コメディアンやマジシャンなど…。アメリカの芸能人は、世界的な規模で活動する大スターのイメージが強い遠い存在ですよね。
世界中の人が目指す狭き門だけれど、実力を認められればまさにアメリカンドリームを掴めそうな世界です。
遠く離れたところだけれど、今でも夢を叶えている人は確かに存在していて、ハリウッドやテレビの世界で活躍している日本人も多くいます。
アメリカの芸能人になるには、まず何をすれば良いのでしょうか?気になったので調べてみました。
アメリカと日本では仕事の受け方がちがう
アメリカでは、日本のように芸能事務所に所属していればマネージャーが仕事を取ってきてくれるというような構図ではありません。
まずアメリカで芸能人(ここでは俳優とします)を目指すなら、マネージャーと契約する必要があります。
このマネージャーは個人の場合もマネジメント会社の場合もあり、オーディション活動をしているうちに発掘されたりスカウトされたりすれば契約できます。
また、アメリカで映画やテレビなどの仕事を取ってくるのは、マネージャーではなくエージェントです。
マネージャーはあくまでもタレントの売り込みやスケジュール管理をするのが仕事で、案件を取ってくるようなことはありません。
エージェント、またはエージェンシーは、タレントに代わって報酬や条件などの契約交渉をする役目を持っており、エージェントとしての免許を持っています。エージェントが交渉して仕事を取ってきてくれてはじめてメディアに出演することが可能です。
日本の芸能事務所とはかなりシステムが違う点は、覚えておくと良いでしょう。
タレントがプロに報酬を支払う
アメリカでは、タレントは事務所に所属するのではなく、あくまでもマネージャーやエージェントと契約して仕事を獲得します。
そのため、大きな仕事をとってきてくれたエージェントにはタレントが報酬を払わなくてはなりませんし、優秀なマネージャーに対してもタレント自信が報酬を払います。
ハリウッドで活躍するクラスになってくると、身の回りの世話をするアシスタントを雇うのも一般的で、各分野のプロを抱えながら芸能生活を送ることになります。
お金の流れにも違いがあり、いわばタレント自身が経営者のような形です。
英語力は必須
アメリカで成功するためにもっとも必要な基礎とも言えるのが語学力です。英語で自由な表現ができないと、仕事をもらえないどころか日常生活もままなりません。
アメリカで芸能人になりたいと考えているなら、演技力やパフォーマンス力を身につける前に、語学を習得することから考えるべきなのは当然と言えますね。